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花に隠された秘密

今回で二回目の「花に隠された秘密」を実施しました。
これは学校の土曜日プログラムの一つとして実施したものです。
二回目と書きましたが、昨年は雨で教室内での授業となったため、野外で実施するのは初めてでした。

このブログをよく読んでくださっている方はお分かりと思いますが、花の形・色・大きさは全て送粉者である昆虫や鳥などに合わせて巧妙に作られたもので、全てに意味があります。

20120520RIMG3676.jpg

例えばこのハコネウツギですが、白・ピンク・赤三種類の色の花を咲かせていますが、
これは咲き始めが白でその後ピンク色になり、おしべ・めしべが活動を終える頃には赤く色を変化させています。
この花はハチを送粉者として期待していますが、ハチは赤色はよく見えません。
したがって花の色を赤くするというのは、既に役割を終えた花にハチが来て、無駄な動きをすることの無いように、
言い換えれば効率的に送粉・受粉をするために来てほしい花だけをハチにアピールしていると考えられます。

20120520RIMG3682.jpg

花が蜜を出すのは、送粉者に対する見返りです。
ところがハコネウツギに飛んできているクマバチの動きを見ていると、どうやらハコネウツギの思惑とは違う動きをしています。
ほとんどのクマバチは、花の正面から入らず、花の上に乗っかり、付け根辺りにクチを突き刺しています。
クマバチもおしべを掻き分けて花の中に入って行くよりは、こちらの方が効率的と学習したのでしょう。
事実花の正面から入っているクマバチを一匹だけ見ましたが、一つの花に掛かる時間は倍以上かかっていました。
これを盗蜜といいますが、花にとって見れば花粉を運んでくれず、蜜だけを吸われてしまってはまったくうれしくありません。
と、よく見るとクマバチのお尻が白くなっています。
花によじ登るときにお尻がおしべに触れるらしく、まったく送粉しないというわけではないようです(効率は悪いでしょうね)。


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こちらから動画でご覧ください。

20120520RIMG3692.jpg

ツツジも同様にハチに花粉を委ねている花です。
こちらに来ているクマバチはちゃんと正面から入り込み、沢山の花粉を体中につけています。
ツツジはガクの部分が大きいので、盗蜜行為ができないのでしょうか?
とすると、この辺はハコネウツギがこれから学習をしてゆくのかもしれませんね。
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