ホウノキ
今日は雨の天気予報でしたが、何とかもってくれました。
強風の中でしたが、6月に実施する田園調布学園土曜プログラムの下見に行ってきました。

ホウノキはとっても良い香りを出す、モクレン科の樹木です。
ハチがオシベの山の中にもぐりこんで、必死に花粉を集めています。
ホウノキは蜜を出さずに花粉を昆虫に与えることで、送粉をしてもらっている花です。
ハチの体にタップリと花粉がついていることが良くわかります。
ハチのいる場所より上の緑色をしている部分がメシベです。
これだけ沢山の花粉をつけたハチが歩いたら、そのまま自家受粉してしまうように思いますよね。
でも、ホウノキの仲間はちゃんとそれを防衛しているんです。
ホウノキは雌性先熟といって、メシベが先に成熟し、その後オシベが成熟します。
今花粉を沢山出しているこの花のメシベは、既に機能を失っています。
今この花は雄花の状態といえます。

では、雌花の状態とは?
これです。
花が開いた最初の日はメシベだけが成熟した、雌花の状態。
まだ花弁が半分隠している花をそっと開いてみると、とっても神秘的な色をしたメシベが開いた雌花が顔を出しました。
オシベは未だ機能していないことがわかります。
香りも一段と高いです。
蜜を出さないホウノキの雌花は、花粉がありませんから虫を呼ぶのはこの香りだけということなんでしょうね。
それにしても、ハッとするほどきれいな雌花です。
強風の中でしたが、6月に実施する田園調布学園土曜プログラムの下見に行ってきました。

ホウノキはとっても良い香りを出す、モクレン科の樹木です。
ハチがオシベの山の中にもぐりこんで、必死に花粉を集めています。
ホウノキは蜜を出さずに花粉を昆虫に与えることで、送粉をしてもらっている花です。
ハチの体にタップリと花粉がついていることが良くわかります。
ハチのいる場所より上の緑色をしている部分がメシベです。
これだけ沢山の花粉をつけたハチが歩いたら、そのまま自家受粉してしまうように思いますよね。
でも、ホウノキの仲間はちゃんとそれを防衛しているんです。
ホウノキは雌性先熟といって、メシベが先に成熟し、その後オシベが成熟します。
今花粉を沢山出しているこの花のメシベは、既に機能を失っています。
今この花は雄花の状態といえます。

では、雌花の状態とは?
これです。
花が開いた最初の日はメシベだけが成熟した、雌花の状態。
まだ花弁が半分隠している花をそっと開いてみると、とっても神秘的な色をしたメシベが開いた雌花が顔を出しました。
オシベは未だ機能していないことがわかります。
香りも一段と高いです。
蜜を出さないホウノキの雌花は、花粉がありませんから虫を呼ぶのはこの香りだけということなんでしょうね。
それにしても、ハッとするほどきれいな雌花です。
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