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花に隠された秘密

6/11に女子校の講師として、学校に行ってきました。
この学校は中高一貫の女子校で、土曜プログラムとして年間12回、外部講師による授業を実施されています。
当日も様々な授業が実施されていましたが、その中で「花に隠された秘密」というテーマで2時間の授業を実施しました。


当初は都市公園での実施を予定していましたが、荒天予報のため急遽教室での実施に変更。
プログラム構成も変えて、ぶっつけ本番的な授業になりました。

20110612001.jpg

まず始めにみんなが頭に浮かんだ「花」を絵に描いてもらいました。
これが結構難しかったようで、大分時間がかかってしまいました。
中にはスマトラオオコンニャクの絵を描いてくれた子もいました。

次に植物の恋人探しです。
花とポリネーター(花粉を媒介するもの)とのペアを作りました。
始めはノーヒントで実施。
各チームで自信があるペアを聞いてみると、ほとんどがクロマツと風のペアを上げてくれました。

20110612003.jpg

その後ポリネーターたちの特徴(クチの格好、目の見え方、生活様式など)を簡単に説明し、再度ペアを考えてみました。

20110612002.jpg

二時間目は今の時期に見られる花をプロジェクターで映しながら、植物と動物の関係を説明しました。
この写真はマルハナバチがツリフネソウから盗蜜をしているところ。
ツリフネソウはハチが好きな紫色の花を付け、長く深い花の奥に蜜を忍ばせて、マルハナバチがこの中にもぐってきてくれることを期待しています。
そのときにマルハナバチの体にオシベから花粉が付き運んでもらいます(送粉といいます)
そして別の花に行ったときに今度はメシベにつけてくれる(受粉といいます)というわけです。
花は送粉(あるいは受粉)することが出来、マルハナバチは蜜を吸うことができるというふうにお互いにメリットを受けているわけです。

ところがこのハチは中にもぐりこんでいません。
ハチにとって花にもぐりこむのはやはり面倒なようです。
そこで外から蜜のありそうな位置にクチをブッスリ!
直接蜜にありついてしまいました。
ハチにとっては面倒が無くなり、喜ばしいのですが、これではツリフネソウは送粉(受粉)することが出来ません。
そこでこのような行為を盗蜜(とうみつ)といいます。
これは一方的にハチにメリットがあるだけです。
花の中には盗蜜に対抗しているものもあります。
蜜のある位置を花ごとに変えて、外側から容易に蜜を吸うことが出来ないようにしているんです。

このように植物と動物はお互いに助け合いながらも、だましあいもしているという事がわかります。
面白いですね。
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