尾瀬の夏 その2 尾瀬沼周辺
尾瀬沼周辺の植物と景色をご紹介します。

これはハクサンチドリ(白山千鳥)。
石川県の白山に生えていて、花の形が鳥が飛び立つ姿に煮ていることからつけられました。
ハクサン何とかという名前は沢山ありますね。
図鑑を見るともっと色が濃いのですが、色の濃淡は色々あって、まれに白色のものもあるようです。

こちらはカラマツソウ(落葉松草)。
花がカラマツの花に似ているからだとか。
でも、これ似てます?
結構何の花に似ているから名がついたという植物は、似ていないものが多いと思いませんか?
だってカラマツの花って、マツボックリの赤ちゃんですよ...

これはノアザミ(野薊)。
尾瀬に行く場合には、自分が住んでいるところとの気温の差から、植物が咲く時期のずれを考えておかなければいませんね。
てっきり秋のアザミだと思って、これなんだろう?って考えてしまいました。
昨晩に降った雨が花に残って美しかったです。

尾瀬では必ずといってよいほど朝もやがかかります。
それが幽玄な景色を作り出すんですよね。
尾瀬沼の上にももやがかかっています。
先に見えるのは燧ケ岳です。

湿原には青いトンボが沢山飛んでいました。
これはエゾイトトンボ。
北海道から日本海に沿って生息しているイトトンボのようです。
オゼイトトンボというのもいるようなのですが、それはもう少し青色の部分が狭いようで、これは違うかと。

早春に黄色い花を咲かせます。
でもこの花よりも夏にこのように白い果穂になった状態の方が見慣れているかも。
これはワタスゲ(綿菅)です。
霜に弱いため、その年の春先の霜の状態によって豊凶が大きく変わるとのことです。
風になびくワタはいかにも尾瀬の夏らしいですね。
僕もこれくらい髪の毛がほしい~。

こちらはタテヤマリンドウ(立山竜胆)。
かわいらしいですね。
この植物は秋に発芽してそのまま越年し、翌年花を咲かせる越年生一年草です。
立山の名は来たアルプスの立山から。
ハルリンドウの高山型変種といわれています。

これはチングルマ(稚児車)。
どんな漢字を当てるのかちょっとドキドキしてしまいました(笑)が、ちごぐるまが訛ったのだそうです。
これも果穂の状態です。
一面に生えている様は微笑ましく感じます。

「夏が来れば思い出す、遥かな尾瀬遠い空.....水芭蕉の花が咲いている、夢見て咲いている水のほとり...」尾瀬といえば水芭蕉という方が多いと思います。
えっ!今頃?
そう、7月下旬でしたが、水芭蕉はいたるところで見られます。
但し既に、あの可憐で夢見て咲いている頃の彼女ではありません。
「結婚する前は、こんなのじゃなかった...」夏の水芭蕉は、来年春に花を咲かせるために、タップリと光合成をして養分を蓄える必要があります。
そのために葉っぱを巨大にするのです。
格好なんかに構っていられません。
旦那に何といわれようが知ったことではないのです。
ご飯を一杯食べて、子供のためにブクブク太るんです。
写真の右端の葉っぱのように。
そして左側のとうもろこしのようなものは、かつて純白の角隠しに覆われていた果実の部分です。
子供を立派に育て始めています。
おっ! そんな中で、いましたよ~、あの頃を忘れずに同じ体型を何とか保ってくれていた彼女が。
けなげですねえ。
ほお擦りしたくなります。
他の場所では葉っぱを1メートル以上の大きさまで成長させている水芭蕉が多い中、ここだけはそれほど巨大化せずに残っていました。
「みんな、私たちだけでも若いままでいましょうね!」「がんばりましょう!」そんな会話が聞こえてきました。

最後はクガイソウ(九蓋草)です。
オカトラオのような格好ですが、花は紫色を帯びてきれいです。
放射状に出る葉っぱを蓋にたとえ、それが九つあることから名がついたとか。

これはハクサンチドリ(白山千鳥)。
石川県の白山に生えていて、花の形が鳥が飛び立つ姿に煮ていることからつけられました。
ハクサン何とかという名前は沢山ありますね。
図鑑を見るともっと色が濃いのですが、色の濃淡は色々あって、まれに白色のものもあるようです。

こちらはカラマツソウ(落葉松草)。
花がカラマツの花に似ているからだとか。
でも、これ似てます?
結構何の花に似ているから名がついたという植物は、似ていないものが多いと思いませんか?
だってカラマツの花って、マツボックリの赤ちゃんですよ...

これはノアザミ(野薊)。
尾瀬に行く場合には、自分が住んでいるところとの気温の差から、植物が咲く時期のずれを考えておかなければいませんね。
てっきり秋のアザミだと思って、これなんだろう?って考えてしまいました。
昨晩に降った雨が花に残って美しかったです。

尾瀬では必ずといってよいほど朝もやがかかります。
それが幽玄な景色を作り出すんですよね。
尾瀬沼の上にももやがかかっています。
先に見えるのは燧ケ岳です。

湿原には青いトンボが沢山飛んでいました。
これはエゾイトトンボ。
北海道から日本海に沿って生息しているイトトンボのようです。
オゼイトトンボというのもいるようなのですが、それはもう少し青色の部分が狭いようで、これは違うかと。

早春に黄色い花を咲かせます。
でもこの花よりも夏にこのように白い果穂になった状態の方が見慣れているかも。
これはワタスゲ(綿菅)です。
霜に弱いため、その年の春先の霜の状態によって豊凶が大きく変わるとのことです。
風になびくワタはいかにも尾瀬の夏らしいですね。
僕もこれくらい髪の毛がほしい~。

こちらはタテヤマリンドウ(立山竜胆)。
かわいらしいですね。
この植物は秋に発芽してそのまま越年し、翌年花を咲かせる越年生一年草です。
立山の名は来たアルプスの立山から。
ハルリンドウの高山型変種といわれています。

これはチングルマ(稚児車)。
どんな漢字を当てるのかちょっとドキドキしてしまいました(笑)が、ちごぐるまが訛ったのだそうです。
これも果穂の状態です。
一面に生えている様は微笑ましく感じます。

「夏が来れば思い出す、遥かな尾瀬遠い空.....水芭蕉の花が咲いている、夢見て咲いている水のほとり...」尾瀬といえば水芭蕉という方が多いと思います。
えっ!今頃?
そう、7月下旬でしたが、水芭蕉はいたるところで見られます。
但し既に、あの可憐で夢見て咲いている頃の彼女ではありません。
「結婚する前は、こんなのじゃなかった...」夏の水芭蕉は、来年春に花を咲かせるために、タップリと光合成をして養分を蓄える必要があります。
そのために葉っぱを巨大にするのです。
格好なんかに構っていられません。
旦那に何といわれようが知ったことではないのです。
ご飯を一杯食べて、子供のためにブクブク太るんです。
写真の右端の葉っぱのように。
そして左側のとうもろこしのようなものは、かつて純白の角隠しに覆われていた果実の部分です。
子供を立派に育て始めています。
おっ! そんな中で、いましたよ~、あの頃を忘れずに同じ体型を何とか保ってくれていた彼女が。
けなげですねえ。
ほお擦りしたくなります。
他の場所では葉っぱを1メートル以上の大きさまで成長させている水芭蕉が多い中、ここだけはそれほど巨大化せずに残っていました。
「みんな、私たちだけでも若いままでいましょうね!」「がんばりましょう!」そんな会話が聞こえてきました。

最後はクガイソウ(九蓋草)です。
オカトラオのような格好ですが、花は紫色を帯びてきれいです。
放射状に出る葉っぱを蓋にたとえ、それが九つあることから名がついたとか。
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